Research list 研究一覧

研究一覧
2013/08/28
  • 藤本太陽、福場久美子、深見将志、多養亮平、坂部崇政、園部 豊、楠本恭久
  • 日本体育学会第64回大会

大学男子柔道選手を対象に、減量と性格特性の関係を明らかにすることを目的とした。その結果、神経症的傾向の得点が高い群は低い群よりも精神面へ及ぼす悪影響が大きいことが明らかとなった。このことから、神経症傾向が高い者は減量により精神的悪影響を受けやすいことが示唆された。

2017/09/09
  • 鈴木千寿、高井秀明
  • 日本体育学会第68回大会

本研究では、ストレス耐性として考えられているハーディネスがアスリートのストレス評価に及ぼす影響について検討した。調査は、A大学体育専攻学生465名を対象とし、質問紙調査を実施した。その結果、競技レベルにおいて違いがみられ、国際競技レベルのアスリートはその他のレベルのアスリートよりもハーディネスの得点が有意に高いことが示された。また、ハーディネスはアスリートにおいてもストレスの緩衝効果が示されたが、怒りに対するアスリートのストレスマネジメントの必要性が示された。

2017/09/09
  • 相川 聖・,高井秀明,平山浩輔
  • 日本体育学会第68回大会

本研究は,Williams & Cumming(2011)のSIAQの日本語版を作成することを目的とした.対象者は,A大学の運動部に所属する196名であった.SIAQの項目を日本語訳し,CVI(Lynn, 1986)を算出して内容的妥当性を確認した.検討の結果,日本語版SIAQ は,スキルイメージと戦術イメージ,目標イメージ,統御イメージの4因子で,各因子3項目の計12項目であることが確認された.また,確認的因子分析の結果,十分な適合度が示された.以上のことから,日本語版SIAQの因子が確認され,日本人アスリートのイメージ能力を測定する質問紙として適していることが示された.

2017/09/09
  • 大久保 瞳、高井秀明、平山浩輔、辻 昇一
  • 日本体育学会第68回大会

本研究では、チーム目標を達成するために集団になることのメリットとデメリットについて、A大学ハンドボール部女子を対象に検討した。その結果、メリットとして、個々が互いに影響し合い相乗効果をもたらすことが挙げられた。その一方で、デメリットとして、個々の問題が挙げられ、その改善策として、個々がチームの中での存在価値を見出すこと、チーム内で密にコミュニケーションを図ることで信頼関係を築くことが挙げられた。

2017/07/12
  • T. Sakabe, H. Takai, H. Okubo
  • International Society of Sport Psychology 14th World Congress Sevilla 2017

本研究では、大学女子バスケットボール選手における視覚探索方略の経時的変化について明らかにすることを目的とした。その結果、ドリブルカットまでの反応時間にはセッション、高さ、テンポのいずれにおいても有意な差はみられなかった。注視点の結果から、熟練者は一貫した特定の位置に視線を向けつつ、より効率的な視線探索ストラテジーを用いていることが示唆された。

2016/11/05
  • 永野遼平、高井秀明、坂部崇政、大久保 瞳
  • 日本スポーツ心理学会第43回大会

本研究では、再評価がスピーチ課題に及ぼす影響について検討することを目的とした。その結果、生理反応とスピーチの自己評価後に、再評価による影響はみられなかった。その理由として、否定的な再評価が動機づけを高めた可能性がある。今後はより詳細な心臓血管反応を計測し、再検討する必要があるだろう。

2016/11/06
  • 坂部崇政、高井秀明、大久保 瞳
  • 日本スポーツ心理学会第43回大会

本研究では、バスケットボールにおける“ドリブルカット”プレーに着目し、熟練度による視線行動の違いおよび経時的変化について明らかにすることを目的とした。その結果、熟練度による視覚探索方略の違いはみられなかったが、非熟練者群、熟練者群ともに回数を重ねるにつれより効率的な視覚探索方略を用いていることが明らかとなった。

2016/08/24
  • 坂部崇政、高井秀明、大久保 瞳
  • 日本体育学会第67回大会

本研究では、バスケットボールにおける“ドリブルカット”プレーに着目し、熟練度による視線行動の違いおよび経時的変化について明らかにすることを目的とした。その結果、熟練度による視覚探索方略の違いはみられなかったが、非熟練者群、熟練者群ともに回数を重ねるにつれより効率的な視覚探索方略を用いていることが明らかとなった。

2016/08/24
  • 大久保 瞳、高井秀明、坂部崇政
  • 日本体育学会第67回大会

本研究では、タイムプレッシャー(TP)がN-back課題遂行時の処理資源に及ぼす影響について事象関連電位(ERP)から検討することを目的とした。その結果、TPあり条件はTP なし条件よりP300振幅が有意に増大した。よって、 TPという負荷が加わることで、課題遂行時により多くの処理資源を要していることが明らかとなった。

2015/11/22
  • 坂部崇政、高井秀明、大久保 瞳、楠本恭久
  • 日本スポーツ心理学会第42回大会

本研究では、難易度の異なるトラッキング課題遂行中の処理資源配分量を測定し、注意機能について評価することを目的とした。その結果、中難易度条件と高難易度条件の難易度の差は認められず、聴覚標的刺激に対する反応時間やp300振幅にもそれ以上の変化がみられなかった。つまり、課題の難易度に応じて処理資源に配分していることが示された。

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日本体育大学体育学部体育学科
TEL:(03)5706-0863
FAX:(03)5706-0863
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