2020.11.20

2020年度後期スポーツ心理学ゼミの活動

体育学部体育学科3年の吉元清隆です。

今回は2020年度後期のスポーツ心理学研究室のゼミ活動について報告いたします。

前期は新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、非対面式でゼミ活動を行いましたが、後期からは対面式と非対面式の両方でゼミ活動に励んでいます。

対面式のゼミ活動では、密にならないよう工夫して取り組んでいます。主に、第一部では高井先生や髙橋先生とともにスポーツ心理学の基礎知識を学び、第二部では高井先生や髙橋先生のほかに、アドバイザーとしてスポーツ心理学を専門とする教職員や大学院生も加わり、ゼミ生の研究活動に力を注いでいただいています。

第一部「基礎学習の時間」

スポーツ心理学の基礎的な知識を蓄えるために「これから学ぶスポーツ心理学 改訂版(荒木,2018)」という図書を活用して学習しています。

ここでは、各章で担当者を決め、毎週1名のゼミ生が例題を取り入れながらわかりやすくパワーポイントにまとめた内容を発表し、それに対する疑問点などについて意見交換を行っています。

基礎学習では、お互いの意見を共有し合って多角的に考え、質の高い学びを得ることができており、充実した時間になっていると感じています。

第二部「論文の抄読会」

抄読会では、スポーツ心理学に関する知見を共有し吟味することで、自分なりの考えや物事を論理的に考える力を育むことができていると実感しています。

ここでは、基礎学習と同様に毎週1名のゼミ生が興味を持った論文についてパワーポイントにまとめた内容を発表し、議論する時間を作っています。また、この時間は実験方法や論文の構成、読み方など、様々な知識を蓄えることができるほかに、プレゼンテーションのトレーニングにも役立っていると感じています。

非対面式のゼミ活動としては、月末にzoomによる研究の進捗報告会を実施しています。

3年生と4年生のそれぞれが研究の進捗報告を行い、それに対する改善点などを出し合い、研究の資質向上を図るためにディスカッションを行っています。

このほかにも3年生は実験班と調査班に分かれて共同研究を進めており、研究計画の立て方や方法などについては教職員や大学院生から直接助言を受けながら、研究の基礎と応用について学んでいます。前期よりもゼミ生同士や大学院生、教職員とのコミュニケーションをとる機会が増えたため、この機会を大切により一層学びを深め、スポーツ心理学の勉強と研究に専念していきたいと思います。

体育学部体育学科3年 吉元清隆

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