体育学部体育学科3年の齋藤優愛です。

2025年2月4日（火）に令和6年度の日本体育大学スポーツ心理学研究室の研究発表会を開催いたしましたので、その様子について報告いたします。

今回は、学部3年生が個人研究、学部4年生が卒業論文に関する研究、博士前期課程2年生が修士論文に関する研究について発表いたしました。

発表内容については、以下の通りです。

学部3年生は後期のゼミ開始から約半年間、大学院生のサポートを受けながら研究発表会に向けて各々の研究活動を進め、準備してきた成果を発揮することが出来たと思います。また、学部4年生や博士前期課程2年生は、前期から卒業論文や修士論文の作成に向けて進捗状況を報告し合いながら準備し、それぞれが納得のいく仕上がりになるように研鑽を重ねてきたと思います。

また、質疑応答の際には、学年を超えて多くの意見交換を行うことができ、活発で有益な研究発表会となりました。

学部3年生の個人研究発表の様子

齋藤優愛「アスリートが感じている競技中の曖昧な状況や場面に関する質的研究」

学部4年生の卒業論文の研究発表の様子（一例）

古橋実希「ポジティブフィードバックとネガティブフィードバックが自律神経反応に及ぼす影響―特性不安からの検討―」

博士前期課程2年生の修士論文の研究発表の様子（一例）

人羅美帆「女子ラグビー選手の属性および状況判断能力がプレー中の視覚探索方略の及ぼす影響―オフザボール時に着目して―」

また、今回の研究発表会には、日本体育大学名誉教授の楠本先生が来てくださいました。

2024年度のゼミ活動を通して、スポーツ心理学に関する新たな知識を得て研究することの楽しさ、やりがいを感じることが出来ました。その一方で、大学院生のサポートを受けながらも自身の勉強不足を痛感し、研究の難しさや大変さを実感いたしました。分析方法や調査方法、結果・考察の示し方など、わからないことが多いことを自覚し、今後の課題が明確になりました。この一年で学んだことを今後のゼミ活動に活かし、卒業論文の作成に向けて努力したいと思います。

体育学部体育学科3年　齋藤優愛