2025年度前期のゼミ活動では、スポーツ心理学の研究知見をもとに、仲間との対話と実践を通して「問いを深める力」を育んできました。論文抄読や研究手法の体験など、ともに過ごしてきたゼミ活動の記録をお届けします。
4月8日|ゼミ開講日:出会いと探究のはじまり
緊張の面持ちで迎えた初回は、自己紹介とチームビルディングからスタート。笑顔が少しずつ広がり、自然と距離が縮まっていく様子が印象的でした。

4月15日|日体大スポーツ心理学研究室の歴史を辿る
体育・スポーツ心理学の歴史や進歩についての講義に加え、三村覚先生(スポーツマネジメント学部)から、研究室の歴史を紹介していただきました。脈々と続く研究室の系譜を知りました。

4月22日|論文抄読&量的データの統計分析体験
この日は「論文を読む」というゼミらしい第一歩にも挑戦しました。専門用語に戸惑いながらも、仲間との対話を通じて理解が深まり、一段階上の学びと感じた学生も多かったようです。第2部では、アンケートを用いた簡単な統計分析を体験しました。データの背後にある人の思いを探る過程で、「データにも“語りかける力”がある」と、心理学的視点の奥深さを実感する場面がありました。

4月29日|ようこそ、歓迎会!

大学近くのレストランで開催された歓迎会では、ゼミ外の話題で盛り上がり、笑顔あふれる交流の時間となりました。この日をきっかけに、「“研究仲間”が“話し相手”に変わった」と感じる学生もいたようです。
5月20日・6月3日|運動心理学に関する論文抄読と半構造化インタビューの体験
この週は運動心理学に関する論文を読みました。そして第2部では質的研究の手法として、半構造化インタビューを体験しました。相手の話に耳を傾けることの難しさと大切さを学びました。数字では見えにくい“心の動き”をどう捉えるか考える中で、「感じたことを言葉にするって難しい。でも面白い!」という実感が多く共有されました。
6月17日・7月1日|スポーツ社会心理学と実験研究
リーダーシップやチーム内の葛藤、モチベーションなど、スポーツ現場における人間関係をテーマに学習しました。理論だけでは分かりづらかった内容も、実際に体験することで理解が深まったという感想が多く、印象に残りました。

鏡映描写器を使った体験
7月8日・15日・22日|臨床スポーツ心理学とゼミ合宿に向けた発表準備
実践的な視点から論文を読み解くとともに、夏のゼミ合宿に向けて自身の関心に基づいて研究計画を立案しました。自分で問いを立ててみることの大切さを感じたという学生もおり、学びへの意欲が高まっている様子がうかがえました。
まとめ:ゼミでの学びは、問いと共に生きていくこと
毎週のように学びと対話が積み重なった前期のゼミ活動。前期のゼミ活動では、知識の獲得だけでなく、自分の内面や仲間との関係、社会とのつながりを見つめる学びが積み重なりました。スポーツ心理学に関する学びから得られる気づきが“問い”となり、自分との向き合い方が少しずつ変わっていく――そんな変化を体感できる時間でした。

日本体育大学3年 望月柊斗
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