Research list 研究一覧

研究一覧
2012/03/01
  • 續木智彦、上野敦史、園部 豊、高井秀明、西條修光
  • 日本体育大学紀要 41(2)

本研究では,自尊感情と運動有能感、身体的自己評価及び新体力テスト総合点との関係について検討した。その結果、男女ともに自尊感情と運動有能感、身体的自己評価尺度の「魅力的なからだ」因子との間で有意な関係がみられたが、「行動体力・運動能力」「防衛体力」因子とは有意な関係がみられなかった。以上のことから、子どもたちの身体的自己評価として身体的有能感や魅力的なからだのあることが結論づけられた。

2012/03/01
  • 高井秀明、秋葉茂季、立谷泰久、三村 覚、楠本恭久
  • 日本体育大学紀要 41(2)

本研究の目的は,アスリートを対象に漸進的弛緩法(PR)を継続的に練習することが,筋緊張と筋弛緩の主観的評価にどのような影響を及ぼすのかについて明らかにすることであった。検討した結果,すべての身体部位で筋弛緩における練習の初回の主観的評価は1週間後,2週間後,3週間後よりも低かった。また,すべての身体部位で筋緊張の主観的評価は筋弛緩よりも練習の初回で高かった。よって,アスリートにおけるPRの継続的な練習は,すべての身体部位で筋緊張よりも筋弛緩の習得にとって有効であることが検証された。

2011/09/05
  • 中川あい・横田正夫
  • 日本心理学会第75回大会
2011/04/01
  • 高井秀明
  • バイオフィードバック研究 38(1)

本研究では、自律訓練法(Autogenic Training:AT)初心者のアスリートを対象とした自律フィードバック訓練法(Autogenic Feedback Training:AFT)の利用法について明らかにすることを目的とし、ATとAFTの心理・生理的反応を比較した。今回は、ATの温感練習について検討した。AT初心者のアスリートにとってAFTは、ATよりもリラクセーション効果はなく、温かみも感じることはできないが、ATに対する動機づけを高めるためには有効な方法になるといえよう。

2011/03/01
  • 高井秀明
  • 日本体育大学紀要 40(2)

本研究では、心理的アプローチである自律訓練法と身体的アプローチである漸進的弛緩法は継続的に練習することにより、心理的覚醒水準の中のポジティブ覚醒において異なる特徴を示すことが明らかになった。競技者がリラクセーション技法の中から自律訓練法もしくは漸進的弛緩法を選択してその練習に臨む際には、自律訓練法と漸進的弛緩法の一般的な方法だけでなく、このような心理的覚醒水準の特徴も理解しておく必要があるだろう。

2010/06/01
  • 高井秀明、辻 昇一、楠本恭久
  • 催眠学研究 52(1・2)

本研究の目的は、競技者を対象に漸進的弛緩法(PR)もしくは自律訓練法(AT)を継続的に練習することが、競技不安にどのような影響を及ぼすのかについて明らかにすることであった。検討した結果、競技における状態不安をみると、AT群のほうがPR群よりも認知的不安を低減させ、PR群のほうがAT群よりも身体的不安を低減させた。競技における特性不安は、両実験群ともに練習を3週間以上継続することで低減させた。

2010/04/01
  • 伊藤 彩、高井秀明、平山浩輔
  • メンタルトレーニング・ジャーナル4

本研究の目的は、柔道女子ジュニア選手の心理的競技能力の特徴と、「心・技・体」に注意を向ける割合の競技場面の差異について明らかとすることであった。その結果、柔道女子ジュニアチームの特徴として以下の知見を得た。DIPCAと「心・技・体」の結果より、柔道女子ジュニアチームの心理的特徴として、柔道に対する意欲を強く持ちながら、チームワークを大切にし、励まし合ってプレーできること、決断力と判断力が低いことが明らかとなった。

2010/03/01
  • 高井秀明
  • 日本体育大学大学院博士論文

本研究では、心拍バイオフィードバック法をアーチェリーの実射中に適用し、その影響について明らかにすることを目的とした。なお、本研究では心拍バイオフィードバック法として心拍音の傾聴を利用した。アーチェリーの実射中に心拍音を傾聴することは、発射時間の変動を減少させ、心室拡張期中での発射本数を増やし、得点を高めた。よって、アーチェリーの実射中に心拍音を傾聴する継続的トレーニングは、アーチェリーの競技力を向上させるための一助になるものと期待される。

2010/03/01
  • Hideki Takai、Osamitsu Saijo、Yasuhisa Kusumoto  
  • International Journal of Sport and Health Science, 7

本研究では、自律訓練法(AT)初心者のアスリートを対象とした自律フィードバック訓練法(AFT)の利用法について明らかにすることを目的とし、ATとAFTの心理・生理的反応を比較した。今回は、ATの温感練習について検討した。その結果、AT初心者のアスリートにとってAFTは、ATよりもリラクセーション効果はなく、温かみも感じることはできないが、ATに対する動機づけを高めるためには有効といえよう。

2010/03/01
  • 高井秀明、久保陽子、荒木雅信
  • 体育学研究 54(2)

本研究では、アーチェリーにおける世界トップ選手のシューティング動作の局面構造毎の時間配分に関する特徴を明らかにした。かれらのシューティング動作における局面構造毎の平均時間とその変動係数を算出し、かれらが1/64予選ラウンドから決勝ラウンドまでの試合において対戦した選手と比較した。その結果、男女個人戦のゴールドメダリストの特徴は、エイミング時間にあることがうかがえた。

 

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日本体育大学体育学部体育学科
TEL:(03)5706-0863
FAX:(03)5706-0863
E-mail:takai@nittai.ac.jp
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