Research list 研究一覧
- 藤本太陽、園部 豊、平山浩輔、高井秀明
- スポーツメンタルトレーニングフォーラム第10回記念大会
日本体育大学カヌー部における心理サポートに関する事例について発表を行った。日本体育大学のカヌー部44名に対し、3週間に1回(1時間)、計6回(目標設定、集中力、リラクセーション、イメージトレーニング、心理的調整、リラクセーション体験)の心理講習会を実施した。また、心理講習会とは別途に練習・試合にも帯同した。結果、男子においてカヌーに必要とされる試合の戦術や、ペア・フォアにおけるチーム力の向上に寄与した可能性がみられた。
- 高井秀明、平山浩輔、園部豊、深見将志、柴原健太郎、藤本太陽、本郷由貴
- スポーツメンタルトレーニングフォーラム第10回記念大会
日本体育大学は日体大アスリートサポートシステム(NSSU Athlete Support System:以下,NASS)事業を行っている。その中の心理サポート部門では、チームに心理講習会を実施するプログラム提供型、選手に個別サポートを実施するプログラム構築型の2つの方法を用いてサポートを行う。今後は心理サポートにより自己管理能力の高い選手を輩出して1名でも多くの日本体育大学の学生が東京オリンピックに出場し、活躍できるようサポート活動を行っていく。
- 藤本太陽、園部 豊、小嶋新太、田辺 勝、山本洋祐、楠本恭久
- 日本武道学会第47回大会
大学男子柔道選手の減量時の心理的負担の軽減について自律訓練法(AT)を用いて検討した。実験1ではATの練習効果,実験2ではATの臨床効果について検討した。その結果、実験1では生理、心理的指標からリラクセーション状態へと導かれたことが明らかとなった。実験2ではATを行うことによって、減量時の心理的負担を軽減することが示唆された。
- Taiyo Fujimoto,Yutaka Sonobe,Yasuhisa Kusumoto
- 7th Asian South Pacific Association of Sport Psychology International Congress
大学男子柔道選手を対象として減量時の心理的負担の軽減方法の検討を自律訓練法(Autogenic Training : AT)を用いて行った。校内試合に出場する者を対象に,統制群(減量無)、減量群、減量AT介入群の3群に分けて実験を行った。その結果、減量AT介入群は繰り返し可能な競技意欲検査のコーチ受容の上昇、心理ストレス反応尺度の不機嫌の抑制傾向、試合中の心理状態検査の得点は他の2群よりも有意に高い得点を示した。このことから、減量時のATは心理的コンディションを整える方法として有効であることが示唆された。
- 藤本太陽、坂部崇政、多養亮平、福場久美子、園部 豊、楠本恭久
- 日本スポーツ心理学会第40回大会
大学男子柔道選手を対象に減量が心身へ及ぼす影響について明らかにすることを目的とした。その結果、競技レベルが全国大会未満の者は全国大会出場以上よりも心理面へ悪影響を大きく受けていた。また、減量率が5%以上の者は5%未満の者よりも身体面、心理面ともに悪影響大きく受けていることが明らかとなった。
- 藤本太陽、福場久美子、多養亮平、坂部崇政、楠本恭久
- 日本応用心理学会第80回大会
大学男子柔道選手を対象に減量の実態を把握することを目的とした。その結果、約半数の割合で減量を行っており、60・66kg級では減量を行う割合が有意に多かった。また減量は2週間以内に体重あたり5―19%を落とす傾向がみられた。さらに、減量による心身への負大学男子柔道選手を対象に減量の実態を把握することを目的とした。その結果、約半数の割合で減量を行っており、60・66kg級では減量を行う割合が有意に多かった。また減量は2週間以内に体重あたり5―19%を落とす傾向がみられた。さらに、減量による心身への負の影響は、身体面よりも心理面のほうが大きく影響を受けていることが明らかとなった。影響は、身体面よりも心理面のほうが大きく影響を受けていることが明らかとなった。
- 藤本太陽、福場久美子、深見将志、多養亮平、坂部崇政、園部 豊、楠本恭久
- 日本体育学会第64回大会
大学男子柔道選手を対象に、減量と性格特性の関係を明らかにすることを目的とした。その結果、神経症的傾向の得点が高い群は低い群よりも精神面へ及ぼす悪影響が大きいことが明らかとなった。このことから、神経症傾向が高い者は減量により精神的悪影響を受けやすいことが示唆された。
- 鈴木千寿、高井秀明
- 日本体育学会第68回大会
本研究では、ストレス耐性として考えられているハーディネスがアスリートのストレス評価に及ぼす影響について検討した。調査は、A大学体育専攻学生465名を対象とし、質問紙調査を実施した。その結果、競技レベルにおいて違いがみられ、国際競技レベルのアスリートはその他のレベルのアスリートよりもハーディネスの得点が有意に高いことが示された。また、ハーディネスはアスリートにおいてもストレスの緩衝効果が示されたが、怒りに対するアスリートのストレスマネジメントの必要性が示された。
- 相川 聖・,高井秀明,平山浩輔
- 日本体育学会第68回大会
本研究は,Williams & Cumming(2011)のSIAQの日本語版を作成することを目的とした.対象者は,A大学の運動部に所属する196名であった.SIAQの項目を日本語訳し,CVI(Lynn, 1986)を算出して内容的妥当性を確認した.検討の結果,日本語版SIAQ は,スキルイメージと戦術イメージ,目標イメージ,統御イメージの4因子で,各因子3項目の計12項目であることが確認された.また,確認的因子分析の結果,十分な適合度が示された.以上のことから,日本語版SIAQの因子が確認され,日本人アスリートのイメージ能力を測定する質問紙として適していることが示された.
- 大久保 瞳、高井秀明、平山浩輔、辻 昇一
- 日本体育学会第68回大会
本研究では、チーム目標を達成するために集団になることのメリットとデメリットについて、A大学ハンドボール部女子を対象に検討した。その結果、メリットとして、個々が互いに影響し合い相乗効果をもたらすことが挙げられた。その一方で、デメリットとして、個々の問題が挙げられ、その改善策として、個々がチームの中での存在価値を見出すこと、チーム内で密にコミュニケーションを図ることで信頼関係を築くことが挙げられた。
- 所属先
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〒158-8508
東京都世田谷区深沢7-1-1
日本体育大学東京・世田谷キャンパス2415研究室 - 連絡先
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高井秀明(Takai Hideaki)
日本体育大学体育学部体育学科
TEL:(03)5706-0863
FAX:(03)5706-0863
E-mail:takai@nittai.ac.jp