Research list 研究一覧

研究一覧
2020/09/08
  • Yui Takahashi, Hideaki Takai
  • The 2020 Yokohama Sport Conference

本研究では、オープンスキル競技選手が認知的方略をどのように活用しているのかについて、自己調整学習の観点から検討することを目的とした。その結果、DP群がパフォーマンスを発揮させるための準備として、自己調整学習を行っていることが明らかになった。また、DP群およびSO群はパフォーマンスを発揮するために努力や準備を行うものの、目標達成に向けた自己調整学習の内容は異なることが示された。

2020/09/08
  • Ayaka Hori, Hideaki Takai, Koji Iwasaki and Hidenori Shinohara
  • The 2020 Yokohama Sport Conference

本研究では、アスリートの自己調整学習を促進させることを目的とした目標設定ワークの効果を検証した。対象者には,心理面,技術面,体力面,日常生活面の4面から1ヵ月間の行動目標を設定するワーク(目標すごろく)を実施させた。その結果,目標すごろくの実施は自己調整学習の促進につながることが示された。目標設定ワークの特徴である達成した行動目標の可視化によって,できるようになったことが明確となり自己効力感が高まったと考えられる。

2020/09/08
  • Hitomi Okubo, Hideaki Takai, Yudai Ura and Shouichi Tsuji
  • The 2020 Yokohama Sport Conference

本研究では,大学女子ハンドボール部選手を対象に,ジョハリの窓を用いた自己開示の特徴と個人のチームワーク能力との関係について検討することを目的とした.その結果,盲点の窓低群は高群より,未知の窓高群は低群よりコミュニケーション能力の中の「記号化」の得点が高く,開放の窓高群は低群より,秘密の窓低群は高群よりモニタリング能力の中の「調整思考」の得点が高いことが明らかとなった.

2020/09/08
  • Kaori Matsui, Hideaki Takai, Yuta Yamaguchi and Tetsunari Nishiyama
  • The 2020 Yokohama Sport Conference

本研究では、空間的注意を考慮した先行手がかり課題がサイドステップの予測的姿勢調整に及ぼす影響を検討することを目的とした。その結果、より素早い反応が求められる状況では手がかりによって注意が反射的に向きやすくなることが明らかとなった。また、選択反応の遅れによる動作の切り替えは床反力を増加させるため、パフォーマンスを低下させる可能性がある。

2020/09/08
  • Takamasa Sakabe, Hideaki Takai, Yuji Kihara
  • The 2020 Yokohama Sport Conference

大学女子ゴルフ部を対象に試合における心理的準備の一環として,ABCプランを応用したコースマネジメントを実施することを目的とした。その結果,レギュラー選手はAプランおよびCプランにおいて,非レギュラー選手よりも具体的な回答(「フェアウェイ左」や「フェアウェイセンター」など)が多くみれら,コースの特徴を考慮したコースマネジメントをしていることが確認された。

2020/09/08
  • Satoshi Aikawa, Hideaki Takai
  • The 2020 Yokohama Sport Conference

本研究では,テキストマイニングを用いて競技種目から各競技場面でのイメージ利用目的の違いを検討した.本研究の結果から,各競技場面でのイメージ利用目的は競技種目によって異なることが示された.また,その違いは競技特性に対応することが示された.

2020/08/21
  • 相川 聖、高井秀明
  • 日本体育大学スポーツ科学研究

本研究ではアスリートがどのような目的でイメージを利用しているのかを捉えるため,計量テキスト分析を用いて競技場面毎にイメージ利用目的を検討した.その結果,アスリートは各競技場面に適した目的でイメージを利用していることが示された.また,計量テキスト分析を用いたことで,相手の動きの予測や反省や振り返り,試合の想定といった内容も示された.さらには,競技特性を反映したイメージ利用目的も明らかとなった.

2020/06/26
  • 堀 彩夏、高井秀明、岩崎宏次、篠原秀典
  • 日本体育大学紀要

本研究では,アスリートの心理的競技能力の違いによる自己理解の特徴について,自己確証モデルを用いて事例的に比較するとともに,アスリートに対する自己確証モデルの有用性について検討することを目的とした。対象者には,自己確証モデルを参考にした自己理解のワークを実施させた。その結果,高得点群(平均18.0個,6.1±2.4㎝)は低得点群(平均13.7個,7.7±4.0㎝)よりも大切にしていることを中心に配置する傾向にあり,その数も多い傾向を示した。心理的競技能力が高いアスリートは,周囲の環境からの自己理解が促進されており,サポート資源を有効に活用しようとする姿勢が示された。

2020/06/01
  • 大久保 瞳、高井秀明、浦 佑大、辻 昇一
  • 日本体育大学紀要

本研究は,A大学ハンドボール部女子のチームの特徴を明らかにするために,ジョハリの窓を用いた自己理解と個人のチームワーク能力との関係について検討することを目的とした.その結果,A大学ハンドボール女子の特徴として,自己開示ができている選手は,自らの意思をほかのメンバーに的確に記号化することや状況に応じて調整していく能力が高い可能性が示された.

2020/06/26
  • 浦 佑大、高井秀明、平山浩輔、髙橋流星
  • 日本体育大学紀要

本研究では,マンダラチャートの分析方法および活用方法に関して検討した.その結果,現在のチームが目標達成に向けて重要視しているポイントや,ポジションごとの特性,選手-選手間,選手-指導者間で思考がどの程度共有化されているのかを検討することができた.

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所属先
〒158-8508
東京都世田谷区深沢7-1-1
日本体育大学東京・世田谷キャンパス2415研究室
連絡先
高井秀明(Takai Hideaki)
日本体育大学体育学部体育学科
TEL:(03)5706-0863
FAX:(03)5706-0863
E-mail:takai@nittai.ac.jp
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