Research list 研究一覧
- T. Sakabe, H. Takai, H. Okubo
- International Society of Sport Psychology 14th World Congress Sevilla 2017
本研究では、大学女子バスケットボール選手における視覚探索方略の経時的変化について明らかにすることを目的とした。その結果、ドリブルカットまでの反応時間にはセッション、高さ、テンポのいずれにおいても有意な差はみられなかった。注視点の結果から、熟練者は一貫した特定の位置に視線を向けつつ、より効率的な視線探索ストラテジーを用いていることが示唆された。
- 永野遼平、高井秀明、坂部崇政、大久保 瞳
- 日本スポーツ心理学会第43回大会
本研究では、再評価がスピーチ課題に及ぼす影響について検討することを目的とした。その結果、生理反応とスピーチの自己評価後に、再評価による影響はみられなかった。その理由として、否定的な再評価が動機づけを高めた可能性がある。今後はより詳細な心臓血管反応を計測し、再検討する必要があるだろう。
- 坂部崇政、高井秀明、大久保 瞳
- 日本スポーツ心理学会第43回大会
本研究では、バスケットボールにおける“ドリブルカット”プレーに着目し、熟練度による視線行動の違いおよび経時的変化について明らかにすることを目的とした。その結果、熟練度による視覚探索方略の違いはみられなかったが、非熟練者群、熟練者群ともに回数を重ねるにつれより効率的な視覚探索方略を用いていることが明らかとなった。
- 坂部崇政、高井秀明、大久保 瞳
- 日本体育学会第67回大会
本研究では、バスケットボールにおける“ドリブルカット”プレーに着目し、熟練度による視線行動の違いおよび経時的変化について明らかにすることを目的とした。その結果、熟練度による視覚探索方略の違いはみられなかったが、非熟練者群、熟練者群ともに回数を重ねるにつれより効率的な視覚探索方略を用いていることが明らかとなった。
- 大久保 瞳、高井秀明、坂部崇政
- 日本体育学会第67回大会
本研究では、タイムプレッシャー(TP)がN-back課題遂行時の処理資源に及ぼす影響について事象関連電位(ERP)から検討することを目的とした。その結果、TPあり条件はTP なし条件よりP300振幅が有意に増大した。よって、 TPという負荷が加わることで、課題遂行時により多くの処理資源を要していることが明らかとなった。
- 坂部崇政、高井秀明、大久保 瞳、楠本恭久
- 日本スポーツ心理学会第42回大会
本研究では、難易度の異なるトラッキング課題遂行中の処理資源配分量を測定し、注意機能について評価することを目的とした。その結果、中難易度条件と高難易度条件の難易度の差は認められず、聴覚標的刺激に対する反応時間やp300振幅にもそれ以上の変化がみられなかった。つまり、課題の難易度に応じて処理資源に配分していることが示された。
- 坂部崇政、高井秀明、大久保 瞳、楠本恭久
- 日本体育学会第66回大会
本研究では、競技者に対し専門競技の映像を反復呈示し、その際の処理資源の経時的変化を明らかにすることを目的とした。その結果、p300振幅に顕著な変化がみられたことから、競技者は反復呈示された専門競技の映像に対し、同程度の処理資源を配分し続けることが明らかとなった。
- 大久保 瞳、高井秀明、坂部崇政、楠本恭久
- 日本体育学会第66回大会
本研究では、タイムプレッシャー(TP)が刺激評価の速さと刺激評価時における処理資源に及ぼす影響について、P300を指標に検討することを目的とした。その結果、TPによってP300潜時が有意に短縮し、P300振幅が有意に増大することが明らかとなった。よってTPは処理資源を必要とすることが示された。
- T. Sakabe, H. Okubo, T. Fujimoto, Y. Sonobe, Kusumoto
- 7th Asian South Pacific Association of Sport Psychology International Congress
本研究では、体育専攻学生における漸進的筋弛緩法(PMR)の実施初回の心理的効果についてPOMSを用いて検討することを目的とした。その結果、ストレス課題後からPMR後にかけて緊張、抑うつ、疲労、混乱の得点が有意に低下し、体育専攻学生においても初回からPMRの心理的効果を得られることが明らかとなった。
- H. Okubo, T. Sakabe, T. Fujimoto, Y. Sonobe, S. Tsuji, Y. Kusumoto
- 7th Asian South Pacific Association of Sport Psychology International Congress
本研究では、大学女子ハンドボール選手を対象にリラクセーション技法である自律訓練法(AT)と漸進的筋弛緩法(PR)を行い、初回の心理的効果について二次元気分尺度を用いて検討した。その結果、ストレス課題後にATもしくはPRを実施することで快適度が有意に上昇することが示され、両技法において初回から効果を得られることが明らかとなった。
- 所属先
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〒158-8508
東京都世田谷区深沢7-1-1
日本体育大学東京・世田谷キャンパス2415研究室 - 連絡先
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高井秀明(Takai Hideaki)
日本体育大学体育学部体育学科
TEL:(03)5706-0863
FAX:(03)5706-0863
E-mail:takai@nittai.ac.jp